コミック版 Zガンダム劇場版2冊ゲット、両方共味のある物に

ガンダムエースの気合の入った増刊号、ZガンダムAで始まり、本誌のガンダムAで続くというハードスケジュールで連載されたZガンダム劇場版1部2部両作のコミック版が発売されている。星を継ぐ者ではスケジュールが特に厳しかった様で、仕上げが間に合わなかった所や、恋人たちとかちあった為に1話分位飛んで強引に終わらせたから、本誌連載では余り良い印象を受けなかったが、一通り仕上がるとまた良い所も見えて来ておもしろい。恋人たちは、メカ物では有名な白石琴似というナイスなチョイスで本命。同じ値段ながらも、フル白黒の1部と比べると、巻頭カラーに巻末ミニポスターまであって力の入れ様も違う(w 後書きでは、現実の宇宙関係を良く知ってるらしい田巻氏の設定へのあれこれ、白石氏はファン冥利に尽きて全力でやったと燃え尽きた様なサイコの残骸を描いており、ガイアギアのギャプランの残骸を思い出させた。
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一部が迫力、2部が繊細といった印象か。作品の性格ともフィットしているな。一部で細かい所では、キャラの感情も激しいので怖い感じになってる所も(w やっぱり荒い絵も多い。一方で、戦闘における盛り上げるアレンジがそれぞれの局面で試されている。特に大気圏突入ではライラのガルバルとのカンフーまがいのアクション。メッサーラを大きく扱っている所は劇場版での不満を多少でも満足させてくれて嬉しい。描き足し部分では田巻版マウアー、にロザミア等の女性キャラも良いが、戦闘の緊迫感やセリフ回しも映像での迫力を上手くダイジェストできたかな。何故かエゥーゴ側がベースジャバー、ティターンズ側がドダイ改と逆になっている。

2部は劇場版観る前は見ない方がいいって言われた位に忠実。とはいえ、旧作画交じりでない分新鮮な場面も多い。中でもフォウのラストのシーンは劇場版よりも綺麗で気に入っている。
後半のヤザンの描写も良い。コロニー落とし作戦の後にジャマイカンを謀殺していたらしき事も囁かれていて、戦闘狂という所が強化されたキャラに。サラは声が無い分良いキャラになってる(w 「とっても下品」とサラに言われて落ち込むカミーユは、連載中の3部でも(C)で触れられてた。メカの細かい所では、ネモがクレイバズーカを装備していたり、ハンブラビにやられるネモカラーGM2が普通にネモだったり、ハンブラビの攻撃をフライングアーマーを横にして盾にするZガンダム等凝っている。最後のハマーンも愛のある描かれ方で良かった。ラストのカミーユのセリフが多少唐突に感じてたので、前にアレンジで一言付け加えられて良くなった感じがした。

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